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温故知新から生まれる新素材たち

本物はちょっと高いけど、高品質かつ安価なアイテムがたくさん生み出され気軽に日常に取り入れられるようになりました。ファッションでいうと、フェイクファーやフェイクレザー。本物はちょっと手が出しにくい金額だったりしますね。

ファッションだけでなくどの業界でも、素材感にこだわって本物に限りなく近いもの、本物としか思えないような高品質なものを作る技術はどんどん進歩しています。

 


 
建築や芸術・ファッションの歴史をたどって学ぶと、そこには「温故知新」がたくさんひそんでいます。 当時のすばらしい技術やデザインに現代らしさと現代の素材をかけあわせることで、新しい流行が生まれます。 古民家や古材、リサイクル素材、リノベーション、リフォームといった言葉をよく耳にしているのではないでしょうか。

長い時間をかけて材の端が丸みを帯びてきたり、かつてきれいに塗られていたペンキがはげてきたり、日焼けや風化で色合いにムラがでてきたり、そういった経年変化を「経年美化」と表現してその味わいを楽しむことができます。 古材の味わいについては、家具のストーリー「古材へのこだわり」をチェックしてみてくださいね。
(写真をクリックすると「古材へのこだわり」の記事にジャンプします)

 

「温故知新」に最新の技術をプラスして生まれた、新しいインテリア素材がたくさんあります。気になるものをいくつかご紹介したいと思います。


ガラス風・・・プラスチックや樹脂で作られているので、落として割れる恐れがありません。色づけも自由自在です。
ラタン(籐)風・・・合成樹脂で作られており、雨風や暑さ寒さに強く気候による劣化がほぼないのが特徴です。
土風・・・汚れや重さを気にして植物を室内に取り入れることに戸惑われている方に。ビルの壁面緑化や屋上緑化にも使われる軽量でお手入れしやすい水耕栽培用素材です。
(画像は壁面緑化です)

 

畳風・・・天然いぐさの風合いを表現しつつ、日焼けや色落ち・ダニの発生の心配がない無機質素材でできた畳表。メーカーによって樹脂や紙製等があります。
しっくい風・・・左官屋さんがしっくいを手塗りしたような塗りムラを味わえるビニールクロス(壁紙)です。
無垢材風・・・フローリングや壁紙、家具の表面材に使うシートですが、肌触りも色合いも天然木の無垢材のような色合いです。
(写真はしっくいです)

こういったインテリア素材は、もともとの素材そのものの良さを知り尽くしたからこそ作り出せるものだと思います。
 

もちろん、本来の素材でしか味わえない魅力もたくさんあります。インテリアコーディネートを考えるときは、どのような部屋にしたいか・予算はどれくらいか・こだわりたいポイントは何かをしっかり検討して、ひとつずつアイテムを吟味してみてくださいね。そうして作り上げたお部屋は世界で1つの大好きな空間になること間違いなしです。その中に今注目の「素材感」のあるアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。

素材感を感じられる3つのテイストのインテリアコーディネートの仕方は「インテリアコーディネートのコツ」ページでご紹介しています。
(写真をクリックするとインテリアコーディネートのコツページにジャンプします)