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照明の効果はあなどれない!


 
わたしたちが生まれた時代にはすでに当たり前に存在していた照明。
電球が発明されたのは1879年(明治12年)なので、それまでの照明は基本的に火を使うことを中心に考えられたものでした。 日本で火を使った照明として思い浮かべるのは、ちょうちん・たいまつ・ろうそく・あんどんといった風情のあるものが多いですね。(写真はあんどんです。)

 

 
明治時代の開国とともに西洋文化が取り入れられ、街中にはガス灯や石油ランプが増えていきました。(写真は小樽運河のガス灯です。)そして、明治23年に国産の電球が製作され、それ以降電球がどんどん普及していったのです。ノーベル物理学賞の受賞も記憶に新しい、日本人技術者たちによる青色発光ダイオードの開発により、高効率・長寿命・省エネのLED照明のカラーバリエーションが格段にアップしました。
2015年11月26日政府の発表で、温室効果ガス削減のための省エネトップランナー方式というものの適用により、2020年には蛍光灯の生産が終了することになりました。ということは、5年弱ぐらい後には強制的にLED電球に変えないといけないということです。でもLEDって正直言って高価なんですよね(白熱蛍光灯と比べて約4倍ぐらいです)・・・。
 

LED照明は調光(明るさや色味の調整)ができることから、照明ひとつで室内の雰囲気を変えることができます。 蛍光灯のシーリングライト(天井についている丸い照明)は、①明るい②ちょっと暗い③オレンジの豆電球④消す、の4段階が一般的でした。 LED電球のシーリングライトであれば、自由な明るさに調整できるのです。 この機能を利用して、人間の自律神経に照明の明るさや色味を直接作用させ、心身にいい影響を与えることが研究の結果わかっています。

蛍光灯のような明るく白い光は、晴れた日の自然光に近い色で交感神経を刺激し活動を促進してくれるため、活動する時間帯に適しています。 オフィスの蛍光灯は基本的にこの明るい白い光が使われていますが、そんな理由があるのです。


 

また、オレンジ系の暖かい光は夕暮れのような色に近く、副交感神経を刺激するため心を休める効果があります。就寝前は明るさを低くし光の色を温かみのある色に変えることで、より心をリラックスさせストレスなく睡眠につける体と心にするのに効果的ということです。

LEDは発光していても熱をもたないため、いろいろな形で使える便利な照明器具に応用できます。お部屋の雰囲気を変えたくても模様替えをしている時間がない!という方は、LEDの間接照明を取り入れるだけで一気に雰囲気を変えることができます。例えば、全体の照明を消し壁だけを間接照明で照らしたり、足元だけを照らしたりするだけで、ムードのあるシックな空間を演出できます。

 


 
熱を発しないため照明器具にも様々な素材やデザインのものがあります。照明器具を変えるだけでもお部屋の印象はガラッと変わりますよ。 ちなみにLED照明の寿命はおよそ40,000時間。24時間つけっぱなしにしていて1666日(4年半ぐらい)。1日8時間ずつつけていて5000日(13年以上!)も交換不要ということです。白熱蛍光灯の寿命は約4,000時間ですのでなんと10倍です。LEDって長い目で見たらすごくお得なんですね~。

照明も大切なインテリアのひとつです。見た目も機能も空間の演出もトータルで検討して、お気に入りの照明器具を選んでくださいね。 そして、学習や仕事の際はより活動的に、就寝の時にはよりリラックスできるよう、LED照明をさっそく取り入れて調光機能を活用してみてはいかがでしょうか。