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日本の歴史にインテリアあり!


 
インテリアのアイテムは欧米などの海外から取り入れられたものばかりと思っていませんか?
日本にも立派なインテリアの歴史があります。
古くから使われて、今も身近にあるもののでまず思い浮かぶのは「障子」ではないでしょうか。
光を通し、風を防ぐ、日本ならではの素材である木と紙で作られた、和室のカーテンです。
 

カーテンといえば、他にも「御簾(みす)」がありますが、これはロールスクリーンの前身のようなスタイルです。
すだれをイメージしてもらうとよいでしょう。夏場では日よけとして窓に下げている家を今でも見かけますね。
部屋の間仕切りにも使われていました。少し透けているところがとても風情を感じます。
「几帳(きちょう)」は縦型ブラインドっぽい形です。平安時代では親しくても位の高い人と合うには几帳を隔てて会うのが決まりでした。
音や風を通し、少し透けた向こう側に相手がいると考えるとドキドキします。
しきたりには雰囲気を演出して、より相手を想う気持ちを増幅させる効果があったのかもしれません。まさに源氏物語の世界!
 


 
意外にも平安時代にはすでにベッドの前身がありました。それが「帳台(ちょうだい)」まさに天蓋つきのベッドです。
日本は昔から畳敷きというイメージが強いかと思いますが、かつては板の間だらけ。
寝る場所はまわりより1段高く、畳を敷いて几帳に囲まれた帳台の中でした。
 

自然と調和し、物を大切にしていた日本人は、家やインテリアとともに四季の景観を楽しんでいました。
窓から見る庭園の景色を重んじていました。エクステリアやガーデニングの概念も、古来からあったんですね。
10月も半ばを過ぎ、まさに紅葉の季節、そしてこれから雪景色を楽しむことができます。
今でも、建物を額縁としたり、建物の向こう側に見える庭園を楽しむことができる古民家や寺社仏閣があります。
散策にもぴったりの季節ですので、ぜひ日本をまるごと楽しんでみては!