HOME > インテリア > 家具のストーリー > スウェーデンってすごい国

デザインの最先端、スウェーデンってすごい国!


 
IKEAやH&Mの発祥の国として知られる北欧の国スウェーデン。
人口は920万人(日本の約13分の1)、国土は45万平方km(日本の1.2倍)です。そのうち3分の2は原野のままで、自然を大切にする国家です。また、長く厳しい冬を越さなければいけないため光に対して大変敏感です。
 

芸術に投資する国家であり、公共施設等の建設費のうち1%をデザイン費に充てるという法律があります。日常からデザインやアートに触れる機会が大変多く、関心が非常に高いです。義務教育のうちからデザイン教育(日本で言う図画工作、美術・技術の授業)に力を入れ、自己表現をとにかく大切にしています。デザインやアートの留学先として最近人気が高いのも頷けます。

これはストックホルムの地下鉄の駅のひとつです。ストックホルム市内の駅はたいていこんな感じ。日本でも有名建築家が手がけたオシャレな駅がありますが、こちらはなんだかもう駅という感じがしないレベルのデザインです。
 


 
こちらは図書館です。光を取り入れること、デザイン性が高いこと、歴史を重んじること、そして多くの人が利用できる利便性があることが全てそろっています。こんな図書館なら毎日行きたいですね!ファンタジーの物語に出てきそうな雰囲気がありますし、レンガと照明の雰囲気が真冬でも暖かそうだなぁという印象を受けます。

アートやデザインを高く意識しつつも、機能性や生産性・居住性等もしっかり考えられてプロダクトが開発されているので、IKEAやH&Mのようなリーズナブルなブランドが世界的な大ヒットにつながっているのではないでしょうか。
 

意外にも日本との共通点が多いスウェーデン。
玄関で靴を脱ぐ生活で、寒い国土なので床暖房が発達しています。日本ではあたりまえの「いただきます」「ごちそうさま」にあたる言葉がありますが、世界ではかなり珍しいことです。欧米ではストレートな物言いや自己主張というイメージが大きいですが、スウェーデンではオブラートに包んだ表現や控えめな行動をとります。こういった言動や文化には親近感がわきます。

そして!かつて日本からスウェーデン国王に贈られた八重桜がきっかけで、ストックホルムでは毎年桜祭りが開催されます。敷物を広げて宴会をする日本のお花見と違って、ゆっくり座って日光浴をしたり散歩がてら桜を楽しむのがスウェーデン流。長く厳しい冬を越して暖かくなってきたころに、太陽の光と共に桜の色どりを味わうスタイルなんだとか。

日本よりもかなり高い消費税25%でありながら、教育や福祉・医療の制度が整っており、老後が安心で幸福度がとても高いというのは有名な話です。普段からアートにふれあい、気候を活かした建築や生活を楽しむことで、日ごろからインテリアやファッションに高い意識を持てるのかと考えられます。日本人もぜひ見習って、アートやインテリアをもっと日常的に楽しみたいものです。