HOME > 住まい > 地盤と基礎は建物の耐久性のポイント

地盤と基礎は建物の耐久性のポイント!

2016.06.27

5月31日に「今知っておきたい!地震について」で耐震性について紹介しました。その中の耐震性のポイント3つご覧いただけましたでしょうか。
今回は地盤と基礎について分かりやすくご紹介をします。

 

 

耐震性を高めるための土地選び


 
まずは、敷地がしっかりした地盤であることが重要です。
 
 
しっかりした地盤とは何かというと、土地の状態を見る事やもし軟弱な土地で家を建てる場合は土地の補強(地盤改良や基礎工事等)をすることです。そうすることで耐震性を高めることができます。
 

しっかり地盤調査を行いましょう!!

とはいっても建物の耐震性を高める前にもっとも重要なことは、しっかりとした地盤の土地を選ぶことです。
見分け方の確かな方法は地盤調査ですが、土地購入前に調査できない場合も多いので、まずは役所などで地盤の近隣データをチェックしましょう。
また「土を盛った盛土は軟弱だが土地を削った切土は安全」とか、「◯◯台という地名なら安全」などの見方は不確かで危険です。建築前に必ず地盤調査を行いましょう。

 

「切り土」「盛り土」ってなに?


 
元の土地をならして余分を取った「切り土」
切り土は地盤が比較的丈夫なことが多いです。
 

 
元がない部分に土を足す「盛り土」 

盛り土は元の土地とは違う土を持ってきています。なので強度がありません。強度がないのはなぜかと言うと元の土と足した土の境目にずれが生じやすくなるためです。
 

 
「切り土」と「盛り土」の両方にまたがっている 

また建物が切り土と盛り土の両方にまたがっていると、不同沈下(土地の一部が沈んでしまう現象)が起こることもあるので注意が必要です。
 

注意!!○○の土地

造成したばかりの土地

山を開拓したり、沼や田んぼなどの農地に手を加えることで、住宅地として立地可能な土地にすることや構造や整地と言います。
土地探しで注意したいのが、造成したばかりの土地。元の近いが推測できないため、一見大丈夫そうに見えても地盤に問題があるケースが多いのです。
特に、高台に盛り土をした造成地は要注意。切り土(もとからの地盤)と盛り土が混在した地盤が生まれてしまうコトがあるからです。
 
 

水の近くの土地

造成地のほかに気をつけたいのが、川のそばや、田んぼや畑だった土地。水辺に近い土地は泥や多量の水を含んでおり、地盤の強度が弱い軟弱地盤の危険性があります。その為地盤改良で追加費用が必要になることもあります。今はなくても「沼」「谷」「川」など水にまつわる地名の土地は注意したほうがいいでしょう。
 
信頼のおける業者に相談したうえで、入念な補強工事や地盤改良をすることをおすすめします。
 

基礎工事

 

建築物を支え地盤に定着させる部分を基礎といいます。一般的な基礎の種類には、「ベタ基礎」と「布基礎」があります。
 

布基礎


 
一戸建ての基礎部分には、逆T字型のコンクリートを打つ布基礎と呼ばれる工法を採用するのが一般的です。

しかし軟弱な地盤の場合、よりベタ基礎の方が耐性が高いので家の耐震性を向上させることができる。

 
 

ベタ基礎


 
建物の床板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎を「ベタ基礎」」と言います。

このベタ基礎は、地面からの湿気をシャットアウトするうえ、不同沈下を防ぐというメリットがあります。阪神・淡路大震災以来、ベタ基礎を採用するケースが増えているようです。

 
 

いかがでしょうか。○○だからダメ…ということではありません。しっかりと地盤調査を行い地盤改良等の確認をしてからマイホームを建てましょう!