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高性能で自由な間取りは平屋が◎

2015.10.01

地震が多い日本の住まいづくりで『耐震性』は欠かせない条件。しかし、建物の耐震性を高めていくことで希望する間取りに制約が出る場合があるのをご存じですか?
 

建物の重さと耐震性の関係

家づくりの中でも特に楽しいのが間取りを考えているときではないでしょうか。広いリビングに南向きの大きな窓、開放感のある勾配天井など夢は膨らむばかりだと思います。でも、せっかく住みたい間取りを考えたのに地震や風に抵抗するのに構造上必要な壁(耐力壁)や梁(火打梁)の影響で間取りを変更せざるを得なくなってはワクワクも半減。 

これら構造上の必要条件は、『建物の重さ』によって大きく異なることをご存知ですか?  分かりやすく簡単に言ってしまうと、 階数が増えるほど建物自体も重くなるので必要な耐力壁の量は大きく異なります。

 

階数が低いほど間取りに融通が利く!

つまりワンフロアで完結している平屋は、少ない壁量で耐震性の高い住まいを実現しやすくなるので2階建て以上の建物に比べて“間取りの自由度が高い”と言えます。 実際にどの程度の壁量差があるのか表にまとめてみました。この数値は面積(1㎡)あたりに必要な壁量の係数です。

※係数はその他屋根の重さなど諸条件で変わります

 

同じ耐震基準をクリアするにも階数が高い建物ほど、多くの壁量を必要とすることが一目瞭然です。例えば、1階部分が同面積の間取りで比較しても、2階建ては平屋の約3倍、3階建てでは約4倍の壁量※で基準をクリアできます。
※数値はその他屋根の重さなど諸条件で変わります


このことからも耐震性をクリアしつつ、開放感のある大きな窓や広い部屋を計画するのであれば平屋の方が優位性があると言えるでしょう。今は「家を建てるなら2階建てかなぁ」と何となく考えていたとしても、もしかしたらあなたの理想の間取りを実現するのには平屋の方が向いているかも?